G7広島サミットとグリーン製品
2023/06/12(月)
5/19~5/21に広島でG7サミットが開催されました。
原爆資料館の視察や平和公園での献花、ウクライナのゼレンスキー大統領の電撃訪問などが、日本のみならず海外メディアでも話題になったのでご存知の方も多いと思います。
実は広島で行われた3日間のサミットだけではなく、それに関連する会合が日本各地で開かれています。例えば、4/15~16には札幌で「気候・エネルギー・環境大臣」の会合が開催されました。
今回は、この「気候・エネルギー・環境大臣」会合を中心に解説していきます。
まずは冒頭でロシアのウクライナ侵攻を非難する声明が発表されました。戦争により引き起こされるエネルギー不足や食料不足・価格高騰など、環境も含めた破滅的な影響を深く憂慮しました。そしてウクライナのグリーン復興に向けて協力する用意があるとも強調しています。
会合では「ネットゼロ」「循環型社会」「ネイチャーポジティブ経済」の実現に向けて「グリーントランスフォーメーション」の重要性を共有したり、プラスチック汚染や脱炭素化に向けての取組などを中心に話し合いが行われました。
「Ⅱ.環境」「(2)循環型経済・資源効率性」では、ライフサイクルの観点から製品の設計とプロセスを改善することなどが盛り込まれた「循環経済及び資源効率性原則(CEREP)」が採択されました。
ライフサイクル全体を通して環境への負荷が少なく、環境保全に役立つと認められた商品につけられる環境ラベルがエコマークです。エコマーク商品やグリーン購入法適合商品など環境負荷の低い商品ばかりが掲載されている「グリーンステーション・プラス」や「エコモール」を利用して、できることから環境問題に取組んでいきましょう。
【用語解説】
ネットゼロ(Net Zero)
温室効果ガスを「正味ゼロ」にするということで、カーボンニュートラルと同義として使われる。
ネイチャーポジティブ
自然再興。生物多様性の損失を止め、自然資本を回復させるという意味。
(by L)
原爆資料館の視察や平和公園での献花、ウクライナのゼレンスキー大統領の電撃訪問などが、日本のみならず海外メディアでも話題になったのでご存知の方も多いと思います。
実は広島で行われた3日間のサミットだけではなく、それに関連する会合が日本各地で開かれています。例えば、4/15~16には札幌で「気候・エネルギー・環境大臣」の会合が開催されました。
今回は、この「気候・エネルギー・環境大臣」会合を中心に解説していきます。
まずは冒頭でロシアのウクライナ侵攻を非難する声明が発表されました。戦争により引き起こされるエネルギー不足や食料不足・価格高騰など、環境も含めた破滅的な影響を深く憂慮しました。そしてウクライナのグリーン復興に向けて協力する用意があるとも強調しています。
会合では「ネットゼロ」「循環型社会」「ネイチャーポジティブ経済」の実現に向けて「グリーントランスフォーメーション」の重要性を共有したり、プラスチック汚染や脱炭素化に向けての取組などを中心に話し合いが行われました。
「Ⅱ.環境」「(2)循環型経済・資源効率性」では、ライフサイクルの観点から製品の設計とプロセスを改善することなどが盛り込まれた「循環経済及び資源効率性原則(CEREP)」が採択されました。
ライフサイクル全体を通して環境への負荷が少なく、環境保全に役立つと認められた商品につけられる環境ラベルがエコマークです。エコマーク商品やグリーン購入法適合商品など環境負荷の低い商品ばかりが掲載されている「グリーンステーション・プラス」や「エコモール」を利用して、できることから環境問題に取組んでいきましょう。
【用語解説】
ネットゼロ(Net Zero)
温室効果ガスを「正味ゼロ」にするということで、カーボンニュートラルと同義として使われる。
ネイチャーポジティブ
自然再興。生物多様性の損失を止め、自然資本を回復させるという意味。
(by L)