■気候クラブとは？
「気候クラブ」とは、パリ協定の効果的な実施を支援するため設立された枠組のことです。また、新興国や途上国にも参加を促すことに加え、エネルギー部門などの産業分野での「脱炭素化」を進めることも「気候クラブ」の特徴と言えます。
2022年6月26日～28日ドイツで開催されたG7で「気候クラブ」を年内に設立することが合意され、2022年12月12日にG7のオンライン会合の後の声明で設立が発表されました。
2023年5月19日～21日には「G7広島サミット」が広島で開催されます。ここで「気候クラブ」の具体的な取組についても議論されるものと思われます。G7の議長国を務める日本が、サミットに向けて脱炭素化に向けた行動を率先して行う必要があるでしょう。

■産業分野の脱炭素化？
例えば省エネ推進はもちろんのこと、再生可能エネルギーを使ったり、化石燃料の使用をやめるなどの抜本的な取り組み等が挙げられます。ロシアのウクライナ侵攻による原油価格の高騰もあり、新しい技術への投資や、気候に配慮した製品の購入など、気候への負担がないものへの転換が求められています。
新技術や設備の投資などには莫大な費用と時間を要するため、まずは「気候に配慮した製品の購入」から検討してみてはいかがでしょうか。

■エコモールで脱炭素
「エコモール」ではエコマークやグリーン購入法適合商品など、環境に配慮した商品のみを掲載しています。
ライフサイクル全体を通して環境への負荷が少なく、環境保全に役立つと認められた商品につけられる環境ラベルであるエコマーク商品。会社で使う消耗品などをエコマーク商品へ替えていくとで、脱炭素社会の実現にもつながります。

（by L）