2022年11月6日から11月20日まで、エジプトのシャルム・エル・シェイクで、
COP27（国連気候変動枠組条約第27回締約国会議）が開催されました。

日本政府による結果概要は以下のようになっています。


気候変動対策の各分野における取組の強化を求める COP27 全体決定「シャルム・エル・シェイク実施計画」、
2030 年までの緩和の野心と実施を向上するための「緩和作業計画」が採択された。
加えて、ロス＆ダメージ（気候変動の悪影響に伴う損失と損害）支援のための措置を講じること
及びその一環としてロス＆ダメージ基金（仮称）を設置することを決定するとともに、
この資金面での措置（基金を含む）の運用化に関して COP28 に向けて
勧告を作成するため、移行委員会の設置が決定された。

詳細は、以下をご覧ください。
◆国連気候変動枠組条約第 27 回締約国会議（COP27）結果概要【PDF】


そんなCOP27の期間中、日本は化石賞を受賞しました。
みなさんは、化石賞をご存じでしょうか？
化石賞とは国際環境NGO「気候行動ネットワーク（CAN）」が
気候変動対策に消極的な国に対して与える賞のことです。
気候変動への取り組みが「後退している」ことを皮肉を込めて「化石」と表現しています。
日本は今年で3回連続での受賞となり、不名誉な結果となりました。
授賞理由は、化石燃料事業への公的融資額が世界最多だったことです。
気候変動への取組に対して批判する意図がある賞ですが、同時に改善への期待も込めたものです。


もちろん、日本全体として気候変動への取り組みを改善していく必要がありますが、
私たち個人でも取り組むことができることがあります。
例えば、環境に優しい商品を選んで購入すること。
いつものお買い物の際に少し、地球環境のことを考えて選んでみてはどうでしょうか。
それは決して難しいことではありません。

「エコモール」は環境に優しい商品を集めたサイトです。
AmazonやYahoo!ショッピングなどECサイトでお得にお買い物をすることができ、
グリーン購入が可能です。もちろん、SDGsの取組にもなりますよ！
来年は、この不名誉な賞を受賞しないように、私たちもできることから始めてみましょう！







（by I）