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教育現場でのSDGs

2022/08/15(月)
今、日本の教育現場では、様々な科目の授業において「持続可能」という言葉が使われています。

これは、文部科学省によって定められる学習指導要領の前文と総則に
「持続可能な社会の創り手の育成」が明記されたことによるものです。
その動きによって「持続可能な開発のための教育(ESD:Education for Sustainable Development)」が
教育現場で盛り込まれることとなりました。

つまり、「持続可能な社会の創り手の育成」は「持続可能な開発のための教育」なのです。

詳しくはこちらをどうぞ
持続可能な開発のための教育(ESD:Education for Sustainable Development)とは

実際に身近にいる子供たちの話によると、教科書には「持続可能な社会」という文言がよく出てくるそうです。
例えば、理科の授業だと「持続可能な社会をつくるためには、どのように自然環境を保護すればいいだろうか」
などが紹介されているそうです。
また家庭科では、「循環・省エネルギー・低炭素」をキーワードに日々の暮らしをどのように変えていけばよいか
ということで、できるだけごみを少なくし、使えるものは何度でも使い、大切な資源はリサイクルする(3R)を
実現することが循環型社会につながると紹介されています。
授業の中でこれらのことについて考え、レポートを提出することもあったそうです。
SDGsの「目標4」に、「質の高い教育をみんなに」とありますが、その中の4.7をご紹介します。

4.7
2030年までに、持続可能な開発のための教育及び持続可能なライフスタイル、人権、男女の平等
平和及び非暴力的文化の推進、グローバル・シチズンシップ、文化多様性と文化の持続可能な開発への
貢献の理解の教育を通して、全ての学習者が持続可能な開発を促進するために必要な知識及び技能を
習得できるようにする。


未来を持続可能な社会にするためには、それを実現できる教育が必要であり、その教育を受けた子供たちが
大人になった頃には、今よりも良い社会になっていることを願うばかりです。

また、今を生きる大人たちも、それぞれで学んで持続可能な社会を実現する必要があります。
未来の子供たちのため、私たちにできることがあるのではないでしょうか。

グリーンステーション・プラスでは、グリーン購入をすることが、SDGsの目標「12.つくる責任・つかう責任」への
取り組みに該当するとご紹介しております。

グリーンステーション・プラスが「持続可能な社会」の実現のための学びの場の1つとして
皆様のお役に立てれば幸いです。

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(by T)