カーボンフットプリント、カーボンニュートラル、カーボンオフセットなど、炭素に関する様々なワードがここ最近よく聞かれます。
地球温暖化が進み、異常気象が多発し、夏の暑さも尋常ではなくなってきました。
地球温暖化を引き起こす最大の原因は、温室効果ガスの発生によるものだと言われています。


■温室効果ガスとは

大気圏にあって赤外線を吸収することによって温室効果をもたらす、二酸化炭素やメタン、一酸化二窒素、フロンなどの気体のことを指します。中でも二酸化炭素はエネルギー消費に密接に関係します。モノを燃やしたり、車を使用したり、冷暖房を付けることでも二酸化炭素は排出されます。このままの生活を続けていると気温は上昇し、まず植物や農作物に影響が出ます。次に植物などを餌とする動物達にも、また海水温が上がれば、海洋資源にも影響が出るでしょう。そして食物連鎖によって、人間の生活にも影響を及ぼします。


■二酸化炭素の排出量を減らそう

冷暖房の設定温度を少し変えてみたり、節電の照明器具を使ったり、車通勤を公共交通機関に変えてみたり、個人でできるCO2削減方法は様々あります。しかし、企業など大きな組織が取組むことで、大幅なCO2削減が期待できます。
近年では取引先にCO2削減を求める大手企業も増えてきました。今後の企業の成長にはCO2削減が不可欠です。


■エコマークでCO2削減

エコマークは、「生産」から「廃棄」にわたるライフサイクル全体を通して環境への負荷が少なく、環境保全に役立つと認められた商品につけられる環境ラベルです。普段使う消耗品をエコマーク付きのものに変えることで、CO2排出量を減らすことができます。
7年ほど前になりますが、エコマーク事務局で調査もされているようです。

・エコマーク認定商品による CO2削減効果の推計結果（概要）

■グリーンステーション・プラスで簡単に選べます

エコマーク付きの商品を探すのは大変ですが、「グリーンステーション・プラス」なら「エコマーク商品で絞り込み」にチェックを入れて検索するだけで簡単に見つけられます。



まずは会社で使う消耗品をエコマークやグリーン購入法適合商品など環境に配慮したものに変えていきませんか？
CO2削減の一環として、まずは年間の「環境配慮商品」購入量を前年と比較してみるのはいかがでしょうか。

（by L）